血圧とは?知ってるようで知らない血圧の疑問

そもそも血圧とは

血管壁が押される力の事

血圧とは

血圧とはひと言で言ってしまえば「血流の圧力」のことです。

 

心臓は血液を体中に巡らせるためにポンプのような働きをしています。

 

血液を送り出す際には全身に行き渡るよう圧力をかけて血管に流し込んでいます。その際の圧力のことを血圧というのです。

 

もう少し正確に言うと血液の流れがもたらす圧力によって血管壁が押される力のことを血圧といいます。

 

メタボリックシンドロームへの関心が集まっている中、高血圧のリスクが指摘される機会が増えています。

糖尿病と並ぶ生活習慣病の1つ

血圧お茶高血圧とは

現在では糖尿病と並んで生活習慣病を代表する病気といってもよいでしょう。

 

しかも動脈硬化に陥って最終的には脳梗塞や心筋梗塞といったより深刻な病気を引き起こすリスクも抱えることになります。

 

それだけにわたしたち現代人はこれまで以上に血圧に注意し、基準値の範囲内で生活を遅れているかどうかに気をかけておく必要があるわけです。

 

なお、血圧を測定する際には上と下の2つの数字が出されます。

 

基準値においても上下両方の数字が用意されていますが、これは心臓の収縮に併せて血圧がもっとも強くなるときと弱くなるときのものです。

食生活の乱れで血液ドロドロ血液

血圧とは

冒頭で触れたように心臓はポンプのような働きをしています。

 

血液を送り出すために収縮するときと、送り出した後の拡張するときとでは血圧の大きな差が出てきます。

 

そこで両方を計っておくことでより正確な血圧の状況を確認しているのです。

 

上の数字を「収縮期血圧(最大血圧)」、下の数字を「拡張期血圧(最小血圧)」とそれぞれ呼んでいます。

 

高血圧とは何らかの理由で血液が送り出される圧力が高まってしまっている状態で、頭痛やめまい、肩こり、むくみといった症状が見られるようになります。

 

食生活などの影響で血液がドロドロで流れにくくなっていたり、加齢の影響などで血管の柔軟性が失われる、血栓ができるなどの理由で血液が流れにくくなった結果として血圧が上昇します。

自覚なく進行

血圧お茶高血圧とは心筋梗塞

逆に低血圧とは心臓の機能の低下や病気の治療などで服用している薬の影響などで圧力が低下してしまっている状況です。

 

現代人が高血圧になりやすいといわれている理由はおもに食生活にあります。

 

とくに日本人はもともと塩分が多く血圧が上昇しやすいといわれています。

 

しかも加えて食の欧米化による高カロリーが加わることによってますます血液がドロドロになりやすく、血圧が上昇しやすくなっているのです。

 

高血圧が恐ろしいのは本人が自覚しないまま進行し、ある日急に心筋梗塞などの形で深刻な症状に見舞われる恐れがあることです。

 

健康にとくに問題を感じていなくても定期的に血圧の測定は怠らないようにしたいものです。
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高血圧と低血圧の違いは?

安静時でも基準値より血圧が高い

高血圧と低血圧

高血圧とは血圧が高い状態、低血圧とは逆に血圧が低い状態のことです。

 

これは誰でも名前を見ればすぐにわかることですが、血圧が高い、もしくは低いことによって体にさまざまな影響を及ぼすことになります。

 

そこでそれぞれの特徴や具体的な違いを知っておくことが大事です。

 

高血圧は安静にした状態で血圧が基準値よりも高い状態のことです。

 

人間はちょっとした動作をしただけでも血圧が上昇します。ですから日常生活を送っていれば血圧が基準値を超えることがしょっちゅう起こるのです。

高血圧が続くと動脈硬化に陥ることも

血圧お茶高血圧とは動脈硬化

問題なのは基準値よりも高い状態が慢性化してしまうことで、血管壁が高い圧力で押される状態が続くことで血管に負担がかかってしまいます。

 

この状態が続いた場合もっとも怖いのが動脈硬化に陥ることです。

 

・血管に負担がかかり柔軟性が失われたり血管壁が損傷を受けてしまう
・脂肪分の多い食事などで血液がドロドロになっている
・血管中に血栓ができていたりする

 

上記の場合、ますます血液の流れが滞り、動脈硬化が進行していきます。

 

体が健康を維持するために必要な栄養や酸素は血管を通して全身へと運ばれていきます。

 

体内の余分な老廃物や水分などは血液によって回収され、排出されていきます。

 

動脈硬化によってそのメカニズムがうまく機能しなくなった場合には全身の健康状態に大きな問題をもたらす可能性が出てきます。

低血圧は血液そのものの流れと圧力が弱くなる

高血圧と低血圧

最悪の場合心筋梗塞や脳梗塞によって命にかかわる重篤な状態に陥ったり、重度な後遺症が残ってしまうこともあります。

 

それに対して低血圧は安静にした状態で血圧が基準値よりも低い状態のことです。

 

心臓が血液を全身へと送り出す圧力が少なくなるため、全身にうまく血液が行き渡りにくくなるのが特徴です。

 

血液が流れにくくなる点では高血圧と共通していますが、血液そのものの流れと圧力が弱くなっているのが大きな違いです。

 

原因も高血圧のように食生活や生活習慣よりも心臓や内分泌系の器官の疾患、原因不明の体質的な要因といった部分が多いのが特徴です。

女性は鉄分不足の場合が多い

血圧お茶低血圧鉄分

ただ女性の場合は鉄分の不足による貧血状態が低血圧をもたらすケースが多く見られます。

 

また、病気の治療で薬物を服用している場合にはその影響で血圧が急降下して症状が見られることもあります。

 

ですから高血圧は生活習慣病の代表格として挙げられる一方、低血圧は生活習慣病には含まれません。

 

現代の日本人にとっては高血圧の方がより身近で注意が必要ですが、若い女性の間で低血圧も増えています。

 

いずれにしろ注意が必要なのは間違いなく、それぞれの違いや特徴などをよく知っておきたいところです。

高血圧や低血圧が引き起こす病気は?

始めに肩こりや動悸が見られる

血圧お茶高血圧と脳梗塞

生活習慣病の代名詞として注意が呼びかけられる機会が増えている高血圧。

 

実はこの病気だけでなく、他の合併症を引き起こすリスクが高い点が恐れられています。

 

高血圧そのものは自覚症状があまり無く、肩こりやめまい、動悸など見過ごされてしまいやすいものが多くを占めます。

 

これらの症状や加齢による衰えや疲労の蓄積などが原因だとして片付けてしまうことが多くあります。

 

これが高血圧の症状を放置した結果より深刻な合併症を引き起こしてしまうことが多いのです。

血流や心臓に負担をかける

血圧と合併症

糖尿病も同じことがいえますが、高血圧は合併症こそ恐ろしい病気といえます。

 

高血圧は血圧が基準よりも高い状態が続いてしまうことで血管に負担をかけ、血液の流れを滞らせていきます。

 

高い圧力で血管壁が押され続けることで損傷を受け、また血管の柔軟性が失われることで血液が流れにくくなってしまうわけです。

 

その結果血液を通して酸素と栄養がスムーズに行き渡らなくなるだけでなく、心臓の働きそのものにも負担をかけてしまうようになります。

 

高血圧が引き起こす病気の中でもっとも注意したいのが脳梗塞です。

突然、脳梗塞が起こることも

血圧お茶高血圧と脳梗塞

脳内の血液の巡りが悪くなることで機能が低下し、脳梗塞という形である日突然症状が見られることも多いのです。

 

脳の細胞が栄養不足などの影響で壊死を起こしてしまい、命に関わる重篤な状況に陥る恐れがあるほか、一命を取り留めても後遺症が残ってしまうことが多くなります。

 

それから心筋梗塞。こちらは血液の流れが悪化することで心臓に負担がかかってしまったことで生じるもので、やはり突然症状が見られることが多いのが特徴です。

 

生活習慣病として高血圧が恐れられている理由はまずこの2つの病気の引き金になるからといってもよいでしょう。

 

さらに腎硬化症、大動脈瘤、慢性動脈閉塞症といった慢性化しやすい病気を引き起こすリスクがあることも忘れてはならないでしょう。

低血圧は他の病気の合併症で起こるケースが多い

血圧と合併症

高血圧に比べると低血圧は合併症を引き起こすことは少なく、むしろ他の病気の合併症として起こるケースが多いのが特徴です。

 

たとえば糖尿病のように自律神経に異常が見られる病気を抱えると血液を適切な流すための血管の収縮・拡張がうまくできなくなることで低血圧の状況に陥ることがよく見られます。

 

また不整脈や心臓発作といった心臓の病気によって血液を押し流す力が低下することでも血圧が低下します。

 

ですから低血圧の場合は血圧が低くなることで他の病気が進行しているのではないかを心配する必要があるわけです。

 

このように病気を引き起こすか、病気が原因で発症するかでも高血圧と低血圧の間には違いが見られます。

 

いずれにしろ血圧には日ごろから注意し、病気のシグナルを見逃さないようにすることが大事です。

血圧に良い生活習慣とは?

無理なく減量が大切

血圧と生活習慣

血圧を穏やかにし、高血圧を防ぐうえでの最大の注意点はなんといっても食生活の改善です。

 

れ以外の生活習慣にも注意しておきたいこと、ぜひ実践していきたいことが多々あります。

 

ダイエットや塩分の制限など食生活の改善だけで血圧対策を行っていくと途中でイヤになって挫折してしまうリスクもありますから、生活習慣全般の中で無理のない範囲内で行っていくことが大事です。

 

まず食生活の改善とも関わってきますが、太り気味の人は減量を目指すこと

 

注意したいのは太ってるかどうかだけでなく内臓脂肪に着目することです。

見た目だけではわからない内臓脂肪

血圧お茶高血圧と内臓脂肪

メタボリックシンドロームへの関心が高まっていますが、外見は必ずしも太って見えない人がじつは内臓脂肪を蓄積させてしまっているケースも多いのです。

 

内臓脂肪が高ければ高いほど血圧が高くなる傾向があるため、脂肪の燃焼を踏まえた対策が必要です。

 

そのためには食事制限によるダイエットだけでなく運動による脂肪の燃焼が欠かせません。

 

内臓脂肪は蓄積しやすい一方、運動によって燃焼しやすい特徴もあるため、日常生活の中で運動を取り入れることが非常に有効です。

 

ウォーキングやジョギングに代表される有酸素運動を中心に行ってみましょう。

ビールは中瓶1本迄

血圧と生活習慣

気をつける点ではお酒も要注意です。

 

もともとアルコールには血圧を下げる効果もあるのですが、それはあくまで一時的なもの。

 

日常的にアルコールを摂取している環境だと血圧が下がりにくい状況になってしまいます

 

血圧が高めでお酒が好きな人はまず節酒を心がけましょう。目安はビールは中ビン1本まで、ワインではグラス2杯くらいまで。

 

それほど厳しい摂取量ではありませんから、意識したうえでお酒を嗜んでいきたいところです。

 

ほどよい付き合いが求められるアルコールに対して、血圧が高めな人は付き合いそのものを避けたいのがタバコです。

 

喫煙後は血圧が上昇

血圧お茶高血圧とタバコ

ニコチンは血管を収縮させる働きがあることで有名です

 

その影響で喫煙後には血圧が上昇します。

 

しかも血圧の上昇を促すだけでなく、高血圧がもたらす合併症の中でもとくに恐ろしい心筋梗塞や脳梗塞といった病気の原因にもなります。

 

喫煙の習慣がある人はまず禁煙から血圧対策をはじめる。これは鉄則といってもよいでしょう。

 

このように生活習慣の中で心がけることで血圧対策に役立つポイントがいくつもあります。

 

中には我慢や継続が必要なものもありますが、健康のためにもぜひうまく日々の生活の中に取り入れつつ長続きさせたいものです。

年齢を重ねると高血圧になるのは?

血管の老化で発症リスクが高まる

血圧お茶年齢高血圧

高血圧の原因は食事をはじめとした生活習慣が主だといわれますが、もうひとつ忘れてはならないのが年齢です。

 

高血圧患者は高齢の方が多く、年齢が高くなればなるほど発症リスクが高くなります。

 

とくに体の衰えが急速に進んでいく40代以上で発症リスクが高まるため、30代までは何の問題もなく健康体だった方も血圧への意識が必要になります。

 

ではどうして年を取ると高血圧になりやすくなるのか?理由には以下のようないくつかの点が考えられます。

 

・加齢による血管の衰え
・脂肪が蓄積しやすくなる
・運動の機会が減る
・女性の場合は更年期によるホルモンバランスの乱れ

 

血管の柔軟性の低下による血流悪化

血圧と生活習慣

まず血管が衰えること

 

高血圧がもたらす体への影響は血圧が高くなること血管への圧力が増してダメージをもたらしやすくなることです。

 

その結果血管の柔軟性が低下し、血液がうまく流れにくくなっていくのです。

 

この柔軟性の低下をはじめとした血管の衰えは加齢によっても進んでいくため、血液が流れにくくなるとますます血圧が上昇するという悪循環に陥るリスクも潜んでいます。

 

それから脂肪が蓄積しやすくなる点も要注意です。

 

肥満と高血圧の関係とも関わってきますが、内臓脂肪が多ければ多いほど血圧が高くなりがちです。

更年期障害が高血圧を引き起こすことも

血圧と生活習慣

40歳以上へのメタボリックシンドローム対策が求められています。

 

これは年齢を重ねると基礎代謝の低下などが原因で脂肪が燃焼されにくくなり、蓄積されていくようになるからです。

 

ですから若い頃と同じ食生活を送っていても体の衰えとともに脂肪が蓄積して血圧が上昇していくこともあるのです。

 

運動不足に陥りやすい点も血圧の上昇と深く関わっています。

 

とくに現代の日本人は年齢を重ねれば重ねるほど体を動かす機会が少なくなっていきますから、血液の流れが滞り、脂肪が蓄積していくことで血圧が上昇していくのです。

 

女性の場合は更年期がもたらすホルモンバランスが高血圧の原因になることもあります。

 

女性ホルモンのひとつエストロゲンは自律神経や血管を拡張させる働きがあるため、更年期とともにその分泌量が減少していくと血圧が高くなりやすいのです。

 

糖尿病と高血圧を併発する事も

血圧お茶女性糖尿病高血圧

同時に脂肪が蓄積されやすくなるため、糖尿病と高血圧を併発するケースも少なくありません。

 

もうひとつ、年齢を重ねると血栓ができやすくなる点も高血圧の大きな要因です。

 

高齢になると体の衰えもあって血栓を溶かす作用が低下するため、血液が詰まりやすく、血圧が上昇しやすくなるのです。

 

このように高齢になるとおもに老化がもたらす体のメカニズムの変化によって高血圧のリスクが上昇していきます。

 

40代を過ぎたらこうした点にも注意して血圧の管理を行っていく必要があるわけです。17

血圧を下げるための食事とは?

たんぱく質を意識的に摂取

高血圧と食事

血圧を下げるためにはまず減量と塩分摂取を控えること。この2点が大原則です。

 

それだけに食生活の改善が大きな意味を持つわけですが、加えて積極的に摂取することで血圧を下げることができる食材もうまく取り入れていく必要があります。

 

食事&塩分制限ばかりの対策では途中で挫折してしまう可能性もあります。

 

血圧を下げてくれる食材との組み合わせで長く続けられるような環境づくりが求められるのです。

 

まず基本中の基本としてたんぱく質をうまく摂取していきましょう。

 

たんぱく質には血管の柔軟性を高めて血液が流れやすい環境を作る働きがあります。

 

牛乳や肉、魚、大豆などで摂取できますが、肉類ばかりだと今度は脂肪分の摂取量が多くなりすぎて血液がドロドロになってしまう恐れがあるので要注意です。

血圧調整の効果がある大豆

血圧お茶高血圧血圧調整大豆

魚の中でも青魚には血圧を下げる働きを持つDHA、EPAが含まれていますし、

 

大豆にはやはり血圧を調整する効果がある大豆ペプチド、

 

さらに女性にとってはありがたいホルモンバランスを整える大豆イソフラボンが含まれています。

 

牛乳をはじめとした乳製品にも血圧を下げるホエイペプチドが含まれているのでオススメです。

 

乳製品はお腹を壊さない範囲でうまく摂り入れていきましょう。

カリウムで塩分排出

血圧お茶高血圧塩分カリウム

塩分の取りすぎが血圧を上げてしまっている原因なら塩分の排出を促すのもひとつの対策方法です。

 

そこで役立つのがカリウム

 

体内で余分にたまった水分や塩分を腎臓を通して体外に排出させる働きを持っています。腎臓の機能を活発にさせるうえでも非常に重要な役割を担っている成分です。

 

カリウムはほうれん草やパセリなどの野菜、りんご、バナナといった果物に多く含まれています。

 

手軽に摂取できる方法ではお茶もぜひ摂り入れていきましょう。

 

緑茶に含まれていることで知られるカテキンには老化を防ぐ作用に加えてコレステロールや血糖値、血圧を下げる働きも備わっています。

40歳以上では抗酸化成分も

高血圧と食事

高血圧だけにとどまらず広く生活習慣病の予防に役立ってくれることでしょう。

 

食事のようにメニューを気にすることなく毎日手軽に摂取できる点も魅力です。

 

40歳以上になった老化を防ぐ抗酸化成分を含んだ食材もうまく摂っていきたいところです。

 

血管の柔軟性が失われた、血栓ができやすくなるなど老化が血圧を高めるようになることが多いからです。

 

レモンをはじめとした柑橘類に多く含まれているビタミンC、プルーン、トマト、りんご、イチゴ、さらに赤ワインなどに豊富に含まれているポリフェノールなどがお勧めです。

 

いずれにしろ塩分過多の食生活を改めつつ以下の成分を含むの食材を摂り入れていくことが大事です。

成分

働き

含まれる食品

タンパク質

血液を流れやすくする 肉・魚・大豆・牛乳など
DHA・EPA 血圧を下げる

青魚

大豆ペプチド 血圧を調整

大豆製品

大豆イソフラボン

ホルモンバランスを整える


カリウム

塩分排出

ほうれん草・パセリ・リンゴ・バナナ等
カテキン コレステロール・血糖値・血圧を下げる

お茶

 

高血圧で運動する際に気をつける点は?

運動だけでなく食事療法も並行

血圧お茶高血圧運動

高血圧対策では運動が非常に重要なポイントとなります。

 

食事制限ばかりに依存した対策ではどうしても途中で辛くなってしまいます。

 

体の老化や体力の衰えなどが原因で血圧が高くなっていく環境を防ぐうえでも運動が大きな意味を持つからです。

 

医療機関で高血圧と診断されてしまった場合でも食事療法と運動療法をうまく組み合わせていくことで、薬物療法を行わなくても血圧を正常値まで戻していくことも十分可能です。

 

実際運動は高血圧対策として一石二鳥どころではないメリットを備えています。

急激に体に負担をかける運動はしないこと

高血圧と運動

老化を防ぎ、血流を改善し、内臓脂肪の燃焼を促進させる…

 

こうした効果に加えて心臓や肺の働きを活性化させる効果も期待できます。

 

高血圧はもちろん、糖尿病や高脂血症といった生活習慣病全般の予防・対策にも役立つのです。ただ運動なら何でもよいというわけではありません。

 

正しい方法といくつかの注意点を踏まえたうえで行わなくては効果が得られないどころかかえってマイナスの影響をもたらしてしまうこともあるのです。

 

とくに注意したいのが筋トレに代表される無酸素運動です。

 

一気に体に負担をかけるこれらハードな運動は急激に血圧を上昇させる働きがあるため、もともと高血圧の人が行ってしまうと心筋梗塞などのトラブルを起こすリスクがあります。

 

急激に体を負荷をかけずにすむ運動が大前提です。

血圧対策では有酸素運動を

どうしても効果をはやく実感したいあまりいきなりハードな運動を行ってしまうことが多いので注意しましょう。

 

基本は有酸素運動です。

 

ウォーキングが最適とよく言われますが、それにはいくつかの理由があります。ランニングのように急にダッシュして血圧を急上昇させてしまうリスクがないこと、

 

血圧を上げる原因となる内臓脂肪を燃焼させやすいこと、そして何よりこれまで運動不足の人でも無理なくはじめられ、続けやすいからです。

 

このウォーキングを行っていく際にも注意点があります。まずのんびり歩きすぎないこと

ちょっと息が切れるくらいでウォーキング

高血圧と運動

ハードに行う必要はありませんが、適度な負荷はやはり必要です。

 

散歩のような感覚ではなく、ちょっと息が切れるくらいの速さで歩きましょう。心拍数は120くらいが最適といわれています。

 

それから30分以上続けて歩くこと。脂肪は20〜30分ほど続けて体を動かし続けたあたりから燃焼しやすくなります。

 

まず30分以上続けられるペースからはじめて少しずつ速く歩き続けられるよう目指してみましょう。

 

この30分以上続けるという原則はサイクリングやランニングなど他の有酸素運動にも当てはまる原則です。

血圧と喫煙・飲酒の関係は?

年齢を重ねる程影響が大きくなる

血圧お茶高血圧飲酒

高血圧対策では食事制限と並んで節酒と禁煙が重要といわれます。

 

たばこやお酒を日常的に楽しんでいる人はまずそれを控えるところからとりかかる必要があるわけです。

 

たばこ・アルコールは年齢を重ねれば重ねるほど血圧を上げてしまう原因となるので注意しなければなりません。

 

どうしてたばこやアルコールが血圧に悪影響を及ぼすのか、節酒や禁煙がなかなかできずにいる人は体にもたらす影響やそのメカニズムを知っておきましょう。

 

まずお酒ですが、もともとアルコールには血圧を下げる働きがあります。

毎日の飲酒は血圧上昇の原因

高血圧と喫煙・飲酒

ですから「問題ないじゃないか」と思う人も多いのですが、その効果は一時的なもので、毎日のようにお酒を飲む習慣を続けていると血圧上昇の原因になります。

 

厄介なのは血圧が下がりにくい状況になってしまうことで、せっかく減塩などで高血圧対策を行っても十分な効果が期待できなくなってしまいます。

 

また腎臓に負担をかけてしまう点も要注意です。

 

アルコールは肝臓と腎臓に負担をかけてしまいます。腎臓は余分な塩分を対外に排出させる大事な役割を担っているだけに過度な負担は禁物なのです。

 

またアルコールと一緒に食べるおつまみは塩分が多いものが多く、知らず知らずのうちに塩分過多になって腎臓に負担をかけてしまっていることもあります。

高血圧で喫煙すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクに・・

高血圧と喫煙・飲酒

血圧が高めの人はお酒は厳禁!とまでは言いませんが、適量を踏まえて賢くたしなんでいくこと、定期的に飲まない日を設けるなどの工夫が必要でしょう。

 

たばこはさらに血圧に大きなマイナスの影響をもたらします

 

ニコチンには血管を収縮させてしまう作用があるため、血管が狭くなることで血液の流れが滞りやすくなり、その分血圧が上昇してしまうのです。

 

しかも喫煙後には血圧が一気に上昇するので高血圧の方は心筋梗塞や脳梗塞といった深刻な症状の危険因子になります。

 

実際脳卒中や心筋梗塞における最大の危険因子は喫煙だとされています。

ニコチンでビタミンCを大量消費

血圧お茶高血圧飲酒

さらにニコチンは体内のビタミンCを大量に消費させてしまう特徴も備えています。

 

ビタミンCといえば老化を防ぐ抗酸化成分としておなじみです。しかも体内では合成できないためつねに外から補い続ける必要がある成分です。

 

それがニコチンによって失われてしまうことで体の老化が進み、血管の柔軟性が失われたり、血栓を溶かす働きが低下するといった血圧を高める要因を作ることになります。

 

タバコの場合は賢く付き合うのではになく、禁煙を原則に血圧対策に摂り入れていくことが欠かせないでしょう。
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